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道端で独り言を大きな声で言ってるやつは、自分が精神的な病気だと疑った方がいい。

たまに道端で罵詈雑言を人に言うように、独り言を言っている人がいる。最近はハンズフリー携帯電話で、そこまで独り言を言っていても目立つものではないが、明らかに人と話しているのではなく、人のことを言っていても自分の中で閉じちゃっている人が未だ少なくない。

統合失調症でそういう独り言は気持ち悪くて仕方がないのだが、健常者が聞いたって気持ち悪いのは変わらないだろう。だけど、たぶん大きな声で独り言を言っている人は自分が異常であることを気づいていない。仮にそれが精神の病気由来の独り言だとしたら、病識がないことになる。

病識がない精神病患者は、仮に家族が不審に思って精神病院に連れていこうとしても、俺は精神病ではないと拒否するのが普通らしい。まぁ自分が狂ってるなんて思われたくないだろうし、自分がおかしいと自負する人間はそれはそれで奇特な人ではある。とはいえ、自分の統合失調症は自ら気づいて心療内科に行ったんだけどな。先生は稀なケースだとは言っていたし、一般的にもそうらしい。

昔からでも独り言を言うおじさんとかおばさんとかいたじゃないかと言われれば、確かにそうだ。だけどあれは加齢によるタガのハズレに近い気もする。病気と言えばそうなんだろうが、認知症とかそう言うのに近いんじゃないかと思う。オヤジになると恥ずかしいと思う気持ちが薄くなって、オヤジギャグを連発するようになると言うのと大した違いはないのかもな。ただ、若い人が相手がいないような(いても相手にしていない)独り言を言っていたら、それは何らかの精神病を疑った方がいい。

独り言くらい誰でも言うよ、というのは間違ってはいないが、人に聞かせるくらいの大きさでダダ漏れていたら病識のない病状と見てもおかしくはない。おじさん的には病院で治療もせずに、周りに病気がダダ漏れているのを恥ずかしく思うし、そのうち病状が悪化して本格的な精神病になって入院しなくてはならないのがオチかもしれない。人の病状というのはどんな病気でもスペクトラムであり、症状の大小によって病気だとされたりされなかったりする。精神科の先生でもわかりずらいであろうその閾値は、その人が困るかどうかで治療すべきかどうかが決まるのであろう。

独り言が悪いのは、大概は人の悪口みたいなものが多かったりするので、統合失調症の幻聴に近いものがあって非常に見分けづらい。幻聴かなと思ったら実際に人が独り言を話していることが少なくなかったりする。だから統合失調症の割と大きな敵は、そういう独り言を言う人だったりする。そもそもが気持ち悪い存在であるし、独り言を言っていることに気づいても病気だと認識することは少ないだろう。厄介。

通りすがりで一緒に歩いている友達と人の悪口を言うなんてことは、わりと若年層では多いことなんだろうが、そのノリで独り言を言っているとしても、現代的な一般的な人間の振る舞いとして、ひとりで人の悪口を言ったりするのはおかしいし、見ていて気持ちが悪い。異常だと感じられたら大体は変人に見られる。まだ病人なんだなと思ってもらえる方はマシな方である。どっちにせよ、どこか頭のネジが飛んでるんじゃないかぐらいには思われるか、こっちにきてほしくないなと思われるのがオチである。

家で自室で独り言を言っているのも精神衛生上はあまり良くないのだけれど、そのくらいならまだ誰でもあることで、外で不特定多数にダダ漏れていたら家族は心配した方がいい。そのままでは普通に社会を生きられないし、病気で何を起こすかわからない。自分で直接問題を起こさないにしても、誰かが制裁を加える可能性だって低くない。

そういうことがあったら精神科にとりあえず連れて行くべきだ。自分が家族におかしいと気づかれていることを知ることは、病気を治す上では悪いことではない。一時的に家族の関係性が悪くなったとしても、おかしいと思っていてそれを治した方がいいことは伝えるべきなのだ。そうじゃないと、病識がないままひどい病気になってしまう可能性も否定できない。

というか、統合失調症に独り言を言うやつは相性が悪すぎるから、公の場所から排除してくれ。グダグダなんか訳のわからない奇声をあげる知的障害者も、特段の必要がなければ家にいてくれ。めちゃくちゃ薬を盛って維持している人の平静を見出す権利はどこにもないし、普通の人間であればそんなことはあまりしないからだ。

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