統合失調症で幻覚妄想が出るのなんでなん？

統合失調症はドーパミンが出過ぎるって病理モデルは一般的なんだけど、ドーパミンって元々意欲とか多幸感とかが関係するはずなのに、実際に出てくる症状がネガティブな悪いものなのはなんでなん？って今更ながら思った。

　
ここではドーパミンを増やすとプラス思考のいいことになるとある。一般的な統合失調症とは逆である。
https://www.ninchisho.jp/kind/05-02.html
次のページでは、ドーパミンが減りすぎたり過剰すぎると悪いことも書いてある。統合失調症でも悪くも良くもない幻覚妄想の人もいるみたいだけどね。
https://www.ninchisho.jp/kind/05-03.html

国のページでは、パーキンソン病と統合失調症が関係するとあるけど、最後の方にアルコールなどの薬物で快感を得られるのに関係すると書いてある。基本的にいい方向になるはずのものなのに、それが多すぎる統合失調症はなぜ悪い影響が出るのかと首を傾げてしまう。

https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/alcohol/ya-047.html#:~:text=%E3%83%89%E3%83%91%E3%83%9F%E3%83%B3%EF%BC%88%E3%81%A9%E3%81%B1%E3%81%BF%E3%82%93%EF%BC%89&text=%E7%A5%9E%E7%B5%8C%E4%BC%9D%E9%81%94%E7%89%A9%E8%B3%AA%E3%81%AE%E4%B8%80,%E5%83%8D%E3%81%8D%E3%81%AB%E3%82%88%E3%81%A3%E3%81%A6%E5%90%88%E6%88%90%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

まだパーキンソンとかの病理はわかるけど、統合失調症自体の仕組みがよくわからない。主治医の先生もドーパミン・セロトニン仮説は仮説でしかないと言っていたし。とは言え、きちんとSDAの抗精神病薬出してくれてはいるので、全く信じていないわけではないけど、全面的に賛成しているわけでもないようだ。まぁそのくらいの慎重さはあってもいいけど、少しは断言してもらった方がトッチの精神的には安定することもあるのだがな。

自分は人がざわついているところにいると幻聴が出るのではないかと思うのもあって、非常にストレスが高くてその後に幻聴が出やすいのではないかと思っていた。ググってみると「脆弱性ーストレスモデル」というものがあった。

https://www.mental-navi.net/togoshicchosho/understand/cause/stress_model.html

たぶん、状況がドーパミンが出やすい時なんだけど、ストレスがあるとそれが病的になるということなのかもしれないなと理解した。考えからすると、覚醒剤とかの薬剤を使った時とは違う悪い影響が多いので、悪いストレスが影響していると考えるのは妥当かなと思わなくもない。

しかし、ストレスがかかれば必ず発症するかといえばそうではなく、ストレスを上手に対処できる人は発症しにくいのです。ストレス対処能力を鍛える治療・訓練もあります。

ストレスに対抗するやり方があるとそこには書いてあるけど、ストレスが多いところに自分から行くバカはいないので、基本的に鍛えるよりか避けた方が現実的なのかなと思ったりする。そもそも精神を鍛えるという考え自体が旧時代的なので、ある程度効果はあっても豆腐メンタルな人以外はあまり薦められることじゃないとは思うんだよね。

よく認知行動療法とかあるけど、統合失調症の症状が理不尽すぎるのであんまり効果がないと思っている。他の鬱とかの人はいいのかもしれないけど、統合失調症とかには適切なものだとはあまり思わないのですよ。それも統合失調症が病気が量的な問題ではなく質的な症状として出てくるからなんだと思います。

抗精神病薬は幻聴とかを抑える効果はあるけれども、妄想をする傾向とかは一度変わってしまうと薬ではどうにもならない気がしている。考える方向性を変える薬ってのも、倫理上悪い気もするしｗ。なので、ストレスがたまらない環境にいることがいちばんの薬なのではないかなと思います。自分は人の声が気になるので、そもそも聞こえないところにいるのがいいし、声だけじゃなくて音も過剰にしないところの方がいいようです。他の統合失調症のみなさんも楽できる場所を見つけて、なるべくそこにいるといいと思います。楽しめるものがあるとなおいいですよね。生きていると辛いことも多いけど、そこそこ頑張っていきましょう。