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精神病患者、いろいろ

特にバスに乗っていると精神障害者が結構いるのだが、うっすら知的障害とか重めの発達障害とかと見分けがつきにくい。僕みたいにたぶん発達障害で、二次障害として精神障害になっている人もいるので、どちらに足を突っ込んでいてもおかしくはない。

 
そういう人を見ていて大体の種類分けができるような気がした。

・自分を障害者と思わせたくがないためにやたらおどおどしている人
・隠そうとしているかどうかはわからないが、病院行ってるけど精神障害者丸出しの人
・障害者なのに病識がなく(たぶん医療を受けていない)周りの人に迷惑や違和感を抱かせている人

この中でもグレーゾーンの人が結構いて、その度合いも人によって違うのだが、大体はこんな区分けができそうな気がする。

中でもヤバいのが病識がなくて医者にもかかっていないタイプの人だ。見ていて痛々しい。自分はまともだと思っているから、自分の行動言動に違和感すら感じないようだ。周りが変だと思っている事さえ感じ取れないかも。早く病院に行って適切な処置を受ければいいのだけれど、そういう人は家族が心配して強制的に連れていかれでもしないと病気だと自覚することも難しいらしい。はよ病院行けと思うのだけれど、そういう人にリーチするには具体的な病状が顕在化しないと本人にもわからない。くるっている奴ほど自分を過信してまともだと思っているからな。自分みたいに多くの人が狂っていて、どちらかというと自分はそっちの方の人間だと理解していたのだが、自分から精神科に通うような人は稀みたいだ。まぁ自分が精神病患者だと思いたくないのはわかるけど。

同じように病院に行ってそうなのに精神障害者丸出しの人は迷惑だよな。自分が変なのは仕方がないと思って周りを気にしなくなっていたりすると、乗り合わせた人はまたあの人だという感じになる。挙動不審で動きがキモいので目のやり場に困るんだよな。相手も周りに変な意識を持っているからすごく微妙な雰囲気になる。大抵底辺の人なので公共交通機関を使うわけで、民営系のところよりか市バスとかの方がそういう人の人数は多くなっている気はする。まぁほぼタダだから乗るよね、当然。市バスが通るところは比較的あまり恵まれていない地域を通ることが多いから仕方ないのかもしれない。


初めから障害者じゃなくても、発達障害で生きにくいというところから派生して精神障害を起こすことも多いと思う。なまじ仕事ができてしまうとつまづきながらも難しいところまで行けてしまうので、頑張って普通のことができる程度の人は厳しいかなと思う。実際自分がそうだったから、無理してやってしまうのですよね。

それは学校の時代から勉強がそうだったので、その時に気が付けば精神障害者までにならずに済んだのかもしれないけど、その頃は発達障害自体も統合失調症という呼び方もまだまだ一般的ではなかったのだった。今でさえ、統合失調症は一般に知られてアホがいじる程度になっているけれども、その時代はインターネットを見ても大学の専門書を抜粋したようなものしかなかった。統合失調症という言葉がわかればその当時でも多少はたどり着きやすかったのかもしれないけど、医者の見立てもない中自分で見切ることができたのはギリギリぐらいの事であった。

なので今は多少自分がどのような状態であることかはわかりやすくはなっていて、病気になるほど無理をしなくて良くはなっているのかもしれない。でも、自分が発達障害だから精神障害者と同じ賃金で働こうとは思わないだろうし、自分も働き方のグレードをどんどん下げていって今のところに落ち着いたわけですし。特に若い頃は健常者と同じようにできちゃう妄想が出てきちゃうんだよね。そこは無理してもいいことないから、徐々に自分に合うレベルまで下げていくのがいいんじゃないかなと。

病気になる前はなんか違和感のある変な人としか思っていなかったけど、あの違和感は精神病から来ていたんだと今はわかる。挙動が変な人でもこれは病気でこれはそうじゃなさそうというのも大体わかる。まぁどこからどこまでが精神病かなんて、精神病医でもわかっていないんじゃないかな。困っていれば病院に行くでいいと思うけど、なるべく周りに迷惑をかけないようにな。って病識のない人に言っても仕方ないと思うけど…

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