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障害者になっても非IT系の職場ではダメだと思った。

障害者になってから、障害を隠してSEをしたり、障害をオープンにして非IT系の仕事したり、IT系の仕事したり、いろいろ紆余曲折を経て、なんとなくインフラエンジニアっぽいことをしています。

非IT系の仕事がダメだった。非IT系と言っても、パソコンは使っていたんだけれど、言っている言葉が変に見られたり通じなかったりで辛かった。
「分からなかったらアラート挙げたり挙げてもらうでいいですかね?」
「アラート?」
「それじゃーマシン、セットアップしておきますね〜」
「マシンってセックスマシーンじゃないんだからw」
とかいちいち引っかかって仕事が円滑に進まない。
言葉がすんなり通らないのは外国に来ているようで厳しい。

あとITリテラシーの問題。ある福祉事業所ではExcelの関数を使うなと言われた時があって驚きました。若いねーちゃんに教えようとしたんだけど、上司から自分でわからないものは使うなと言っていて、簡単な関数すら使えませんでした。流石にSUMとかはボタンで使えたのでそれは使っていたんだけれど、ちょっと込み入ったことをしようとしたらできないという状態でした。問題がなければ同棲してでもビシビシいろいろ教えたのだけれど、それ覚えちゃったらレベル低すぎてあんな職場にはいられなくなるかもな。

福祉事業所は事務以外のほとんどの人がパソコンを扱えず、日報とかもいまだに手書きだったりして、他のタブレットの入力とかもやばい状態だった。人員がみんなそんな感じだったから、絶対ストレス溜まるなと思ってそこには入りませんでした。パソコンができない人はそこでなんの問題もないのでしょうが、システムを作っていた身としては、そんな原始時代みたいな会社があるのかと愕然としたのでした。まぁそのレベルの人が福祉とかに来るんだろうなと思うと、待遇も上がらないわけですよ。今はスマホとかも普及したのでそれほどでもないのかもしれないけど、年齢が行っちゃってる人は怪しいな。

コンピュータを扱えない人が入ってきているからシステムを導入できない、システムを導入しないから使えない人ぐらいしか入ってこないの悪循環。そんなところはストレス溜まってやってられないですよ。システム導入の仕事とかならしますけど、それだってイライラしそうで嫌だな。

そんなわけで、非IT職はやめたのでした。仕事として長続きしたのはやはりITを使うものがほとんどで、あまりにITを使わない仕事はダメでした。やっぱりフラストレーション貯まるんだよね。ガチのIT系は病気を公表せずにやったけど、残業とかが容赦なくしなくてはいけなかったから無理だったけど、仕事の質的にはできていました。量的な問題だったけど、無理をするのは年齢的にも障害的にも無理でした。

やはり障害者にも仕事の適性は大事で、長いこと仕事をしていくには合った仕事を探さないといけないのはありますね。とは言え、障害者雇用は狭き門なので入れるだけでもありがたいと思ったほうがいいですよね。仕事を多く流してくれるところを見つければ、合うところが出てくるまで転職してもいいと思いますが、選べない人のほうが多いんじゃないかとは思います。いじめられない限りは言われたことを頑張ってやったほうがいいかもしれません。

障害者の法定雇用率が最近上がるという話なので、少しは罰則的なお金を払いたくない企業が動くかもしれません。ただそういうムーブをする会社はブラックである可能性が高いので、あんまり障害者としては嬉しくないんですけどね。まぁ入れるだけでもいいですよ。失敗しても再チャレンジしやすくなるので、めげずにやったほうがいいですね。健常者も同じですが、会社によって変な上司とか普通にいて、それが問題になることも多いですからね。特に精神障害については何を配慮していいか分からない人がほとんどなので、できないことをわかってもらうのは大事かなとは思います。任せてできませんでしたの回数が減れば定着することも可能となってきますし。

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